バーボンウイスキー1




J.T.Sブラウン6年
J.T.S.BROWN 6y 43%
 1855年、ブラウン家によってケンタッキー州で誕生。J.T.S.は、創業者のジョン、トンプソン、ストリート3人のイニシャルから、映画「ハスラー」で
ポール・ニューマンがかっこよく飲んでいたバーボンでもある。現在はヘヴンヒル社の原酒を使って造られている。香りはバニラ、オシロイ、カーネーション。口に含むと甘みが強く、チョコレート、アタックは中くらい余韻は中くらいでハチミツ。


J.T.Sブラウン10年
J.T.S.BROWN 10y 43%
 うんちくは、6年の方を参照願います。映画に出ていたのは6年のみ。
香りはチョコレート、バニラ、アンズ、マスカット。口に含むと6年より甘くアタックもマイルド。余韻も長く、ハチミツ。後味はドライでキレがよい。

I.W.ハーパー101プルーフ 品切れ
I.W.HARPER 101 Proof 50.5%
 うんちくは、ハーパー12年参照。
日本限定品と噂されていたが、2004年頃生産終了終売品となった。
香りは、バナナ、コショウ、樽、エステル。
口に含むとスパイシーでアタックは強く、後味はドライでキレがよい。余韻は長め
男の酒と最も感じるバーボン、終売が悔やまれる。飲むならば今のうちに!!




I.W.ハーパー12年
I.W.HARPER 12y 43%
ケンタッキー州ルウイヴィルのバーンハイム蒸留所のメインブランド。
I.Wは、創業者のアイザック・ウルフ・バーンハイムの頭文字で弟と共に1897年より創業。
ハーパーはアメリカらしい名前にするために、当時有名なダービー馬のブリーダーに由来する。
香りはダージリンティー、百合、バラ。口に含むと甘くアタックもマイルド
後味はドライだが余韻はとても長く焦がした木の甘い香りが続く。

アーリータイムス・プライベートストック
EarlyTimes PRIVATE STOCK 40%
 原酒はブラウン・フォーマン蒸留所。アーリータイムスの限定ボトル。
香りは、杏、わずかに洋梨、アルコール。口に含むとアタックはとてもマイルドで甘みが軽やか、焼き栗。余韻も長く甘みも長く続くが香りの質はハッキリしない。


アーリータイムス・イエローラベル
Early Times 40%

 アーリータイムスは1860年に誕生し、1923年からブラウンフォーマン蒸留所に買い取られ、同蒸留所の主要製品。
1920〜1933までの禁酒法時代も薬用ウイスキーとして生産された伝統的なバーボンウイスキー。仕込み配合はトウモロコシ79%、ライ麦11%、大麦モルト10%の原料。
ココナッツの皮をベースにした活性炭で軽くろ過。アーリータイムスの名前は「開拓時代」を意味するらしい。香りはとてもフルティーで青リンゴ。飲むとアタックはマイルドでシソ、シェリー風の枯れた味わい。余韻は弱いが長くコーン。


アーリータイムス・イエローラベル・角瓶(オールドボトル)
Early Times 40% 1988〜89
 角瓶のアーリータイムスで特級表示。香りはリンゴ、シェリー等複雑。アタックはややマイルドで甘くキレがあり後味がすっと消えていく。余韻は短い。瓶熟の熟成感が良く出ている一本。


アーリータイムス・イエローラベル・丸瓶(オールドボトル)
Early Times 40% 1982〜88?
 丸瓶のアーリータイムスだが、角瓶が出た88年以降に限定復活した丸瓶の可能性もあるが詳細は不明。
香りは、ハチミツリンゴ、マスカット、ダージリンティー。口に含むとパワフルなアタック、シソやフルーツ。余韻もフルティーでかなり長い。

アーリータイムスラベル推移メモ
不確定だがどうやらアーリタイムスは下記のような変化をしているらしい。

70年代後半まで 黄色ラベル 丸瓶 43度 
70年代後半〜 82年 黄色ラベル 丸瓶 40度
1982〜88 クリーム色ラベル 丸瓶
1988〜89 クリームラベル 角瓶 特級表示
89〜93 クリームラベル 角瓶 旧ラベル
93〜 現行ラベル



アウトロー12年
OUTLAW12y 40%
 西部時代のアウトローな方々が描かれたボトルのバーボン。全部で12パターンあるらしい。
絵柄が違っても中身は同じ、原酒はヘブンヒルの模様。
 香りは、杏、プラム、梨、バニラ、チョコレート。アタックはやや強くキレがよい。
余韻は長くミント、フルティー。芳醇で骨太な飲み応えのあるバーボン。



イーグルレア10年シングルバレル
Eagle Rare 10y Single Barrel 45%
 原酒は、バッファロートレース、シングルカスクなので単一の樽のみ、若干の加水後ボトリングされる。
香りはカカオ、オレンジ、ナシ。アタックはやや強く、ナシのフルティーさ、若干のオシロイ。アルコールのキレは良く。余韻は甘さのみ残る。
加水するとよりチョコレートのような甘さが倍増。
 香り、味、コクともにミディアム・ヘビー。


イーグルレア15年
Eagle Rare 15y 53.5%
 原酒は、同じくバッファロートレース。香りは枯れた草、干しぶどう、バニラ。アタックはマイルドでナシ、オシロイ。余韻はタル、ビターチョコレート。
加水するとバニラアイスの香りが強く出る。
 熟成感が良く出ておりブランデーのような香りを持つバーボン。


イエローストーン
Yellowstone 43%
 アメリカ初の国立公園「イエローストーン」の記念に作られたバーボンウイスキー。
原酒は旧グレンモア蒸留所を使用。(今は停止しているので今後はどうなるのでしょうか?)
 香りは、ビターチョコ、ハチミツ、プラム。口に含むとアタックはマイルド、土やキビ餅、コーン、甘さの引きが早い。余韻は弱い。


イエロー・ローズ・オブ・テキサス4年
 ヘブンヒル蒸留所の原酒を使っ、実にライトなバーボン。テキサス美人」の意味で、南北戦争時代に歌われた、バラードが由来とされる。バーボンらしいアタックの強さのあとに、正反対の実にマイルドで優しいのど越し、この特徴はこのバーボンと8年物以外のバーボンにはみられない。
ちなみに、黄色いバラの花言葉は「嫉妬」。当店ではマンハッタンのベースでも使っている。マンハッタンの由来を考えると黄色いバラ「嫉妬」のセレクトはベストチョイスでは?と勝手に思っている。


ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサス8年
The Yellow Rose Of Texas 8y
 うんちくは、4年を参照。香りはバニラ、オレンジグラッセ、焼き栗。口に含むとアタックはマイルドで、ぐぐっと旨味がやってくる。
余韻は長く、バニラ、樽香。当方が最も好きなバーボンの一つ。


ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサス12年(バーボン・ウイスキー)
The Yellow Rose Of Texas 12y
 うんちくは4年を参照
4年と8年に比べて12年と15年はニュアンスががらりと違ってくる。ボディー重視の重いバーボン。
 香りはオレンジ、バナナ、軽い樽香。口に含むとアタックはやや強く、渋みと旨味が濃厚。余韻は長く、バラ、バニラ、複雑な樽香。


イエローローズ・オブ・テキサス15年
The Yellow Rose Of Texas 15y 50.5%
 今回は再入荷ボトル。ヘブンヒル社の原酒を使いケンタッキーリザーブ社の熟成庫で時を過ごす。テキサスで熟成させているわけではなく、名前は1860年代に歌われたバラードのタイトルで登場する女性もイエローローズとか。香りはバナナ、セメダイン、樽のこげ臭、口に含むとアタックが強いがすぐに落ち着きやさしげな甘い余韻が長く続く。知名度は低いが味は抜群のバーボン。
リナ嬢コメント:
 甘い香り、蜂蜜?強いアタックの後にすごくまろやか。


バーボン2