リキュールの深遠な世界
日本ではカクテルの原料と思われがちなリキュール、けれどもこれはアメリカのBAR文化なのです。アメリカはかつて禁酒法の時代があり、お酒の製造と販売が規制されました。その時、マフィアが暗躍し、密造が行われていましたが多くの密造品は粗悪な酒で、そのままで飲んでもおいしくない、そこでカクテルの文化が発展していきました。
ヨーロッパでは、アブサンがその生贄になり、その他のお酒が禁止されることはありませんでした。そのため高品質なお酒が造り続けられ、そのまま飲んでも十二分においしいのでカクテルとしてではなく、そのまま何も加えずに食後やナイトキャップにリキュール専用のグラスに注いでゆっくりと時間をかけて楽しむスタイルが一般的です。
ここでは、そのまま飲むことを中心に、カクテルにしてもソーダ割などシンプルなカクテルにて紹介していきます。
イタリアン・ビター
カンパリ/アペロール/スーズーなど
アペロール
★スパークリングワイン&アペロール ★スプリッツ(白ワイン+ソーダ)★
カンパリ
最も人気のリキュールの一つ。
★カンパリソーダ ★カンパリ・スプモーニ ★カンパリ・オレンジ ★ネグローニ
コーディアル・カンパリカンパリ
十年以上前に終売になってしまった食後のリキュール。
★そのまま飲むのがお勧め。
スーズ
黄色いカンパリとも呼ばれる。ピカソが好きだった酒の一つ。リンドウの根がベース。実はフランス産
★スーズー・ギムレット ★スーズー・トニック
★スーズ・スプモーニ ★スーズー・リッキー
マルティーニ・ビター
大人のカンパリ、より濃くビター。
★マルティーニ・スプモーニ ★贅沢ネグローニ
お勧めはスーズーリッキー