BARのカウンターでBAR好きな人々が語り続けている伝説的カクテルたち
ギムレット(ロング・グッバイバージョン)
プリマスジン 30ml
ローズ社のライムジュース 30ml
シェイク
レイモンド・チャンドラーの長編ハードボイルド小説『長いお別れ』で主人公の
テリー・レノックスのいうところによると「本物のギムレットはジンとローズ社のライムジュースを半分づつ、ほかには何も入れない」との台詞からのカクテル。ここで困難なのはローズ社のライムジュースで、現在日本には輸入されていない。アメリカでは普通に入手可能なので、身近ではハワイで購入可能。
ジン・トニック(キニーネ入り)
ヴィクトリアンバットジン 30ml〜45ml
キニーネ入りトニックウォーター 適量
ライム
お酒を愛する人御用達の漫画レモンハート19巻PART251「なつかしのジントニック」が原点
ここで困難なのはキニーネ入りのトニックウォーター日本の食品衛生法ではキニーネは使用が制限されている。
このため日本のトニックウォーターはこの成分が抜いて作られている。これも国外で入手するしかない。
キニーネ入りのトニック・ウォーターは、イギリス、アメリカ、スペインなどで入手出来る。
特にキニーネが多いのは、イギリスのインディアン・トニックウォーターがより本格的。
※写真のヴィクトリアン・ヴァットはカスクのスペシャル品を使用。ライムも国産ライム。あとはムフフ・・・
国産ライムは毎年11〜12月頃入荷予定
現在のシンガポール・スリングのレシピは、ジンフィズにチェリーブランデーを垂らしただけのレシピとして広く知られているがオリジナルは、シンガポールのラッフルズホテルのバーテンダーが考案したカクテル。このカクテルは、材料の入手が困難なわけではなく、グラスが無かったり、パイナップルジュースがなかったり、レシピを知らなかったり、作るのが非常にめんどくさいため、ほとんどのBARでは断られる。現在ラッフルズホテルでも先に大量に仕込んでおき、ミキサーでかき混ぜてから出てくるらしい。
※パイナップルジュースが有るときはお出ししております。
ここで困難なのは「キナ・リレ」というベルモット似たキナ・リキュール。しかも、現在は製造されておらず「リレ・ブラン」という銘柄で代用するところがほとんどである。「キナ・リレ」自体もすでに製造していないので入手は困難を極める。
追記:キナ・リレ(Kina
Lillet)
1985年にリレ社はリレ・ルージュの発売と共に従来のキナ・リレのキニーネの含有量を縮小し「リレ・ブラン」として再発売した。以前の製品は現在のリレ・ブランより遙かに苦いリキュールだったと言われている。このことより海外のオールドボトルをオークションで見つけるか、海外の古い酒屋で探るしか方法はない。まさに幻に・・・・
追記2:数年前より海外オークションも含めて探しているが、見つかるのはポスターや販促グッズばっかっり、キナ・リレを飲んだ人すら会ったことがない。どうやら日本には輸入されたことがない模様。
追記3:リレ・ブランも1995年以降、世界的需要が増えてしまい、サントリーが確保できなくなってしまったらしく、日本への輸入がストップ中。
アメリカでは、比較的豊富に手にはいるらしい。
※写真はリレ・ブランです。キナ・リレ?ええまあレプリカ・バージョンなら作れなくもないですが・・・・(笑)
飲んだことがある・ボトルを見た等キナ・リレ情報ありましたら、ご一報お待ちしております。
※2011.7 並行輸入でリレ・ブランも比較的入手できるようになりました。
トムクルーズ主演の映画「カクテル」で出てくるカクテル。
詳細不明
トムクルーズ主演の映画「カクテル」で出てくるカクテルで通常と違う点は層をなしているプース・カフェスタイル。
コリンズグラス、ステア
1/2 shot Peach Schnapps
1 - 2 shots Rum
1/2 glass
7-Up
Fill with Cranberry Juice
トムクルーズ主演の映画「カクテル」で出てくるカクテル。原作にもレシピは載っていないため、よくロングアイランドアイスティーと勘違いされている。
トムクルーズ主演の映画「カクテル」で出てくるカクテル。「映画ではピンクの泡を乗せてピンクスクワーレル」とトムクルーズが叫んでいるが原作の巻末のレシピにも出回っているレシピにもピンクの泡らしきレシピではない。
以前、ピンクの泡が乗るレシピを聞いたが紛失してしまった。知っている方はなにとぞ教えてください。
デス・スパム(死の痙攣)
トムクルーズ主演の映画「カクテル」で出てくるカクテル。原作でも映画でもレシピは載っていない未知のカクテル。情報募集中!スパムメールの語源であるスパム(肉の缶詰)とはかんけいないんだろうーなー